コラム/ストレートネックについて

芦屋市でストレートネックの治療ならしげむら整骨院。

● コラム【ストレートネック】について。

■ 『ストレートネック』について。

今回のコラムは『ストレートネック』についてです。

まずストレートネックとはクビの骨の配列が直線状になる事(頚椎の生理的前彎の消失)をいい、長時間デスクワークを行う人に多く見られ,肩こりや頭痛の原因となります。

通常覗き込むように首を前屈すると頚椎は一直線上となりますが、ストレートネックでは首の前後屈を行っても頸椎の配列(アライメント)はまっすぐな形そのままで下位頸椎はほとんど動かず、延髄に近い頭蓋骨と上位頸椎の間だけで動いているので肩こりだけでなく、手のしびれ(斜角筋症候群)や頭痛、吐き気、めまいなども起こすことがあります。


『ストレートネック』の原因と症状。

■ 『ストレートネック』の原因と症状。

ストレートネックの原因としては、長時間のパソコン作業やスマホ操作はもっとも代表的で、慢性的なうつむき姿勢を取ることにより、首の生理的なカーブが失われストレートネックになります。

そのほかには交通事故やスキーやスノーボード等によるむち打ち、格闘技の頭部への打撃、猫背等の姿勢不良、加齢や老化による頚椎椎間板症や頚椎症等、首の椎間板や骨の退行性変性から起こるものが挙げられます。

ストレートネックの症状は首の痛み、肩こり、腕のしびれやだるさ、運動制限(特に上を向くと痛い)、頭痛、頭重感など、ひどくなるとめまいや耳鳴り、吐き気や上肢のしびれ、脱力感を訴える場合があり、多種多様な愁訴のわりには他覚的所見に乏しいのが特徴です。

『ストレートネック』イメージ写真1。

『ストレートネック』自覚症状のチェック。

■ 『ストレートネック』自覚症状のチェック。

自覚症状のチェック項目として…

●肩こりが激しい
●時々腕に痺れを感じる
●仕事などのデスクワークを1日8時間以上する
●猫背である
●自分の頭が重く感じる
●首を頻繁にならす癖がある
●偏頭痛を稀に発症する
●首を後方に倒すと、首の付け根に痛みを感じる
●鏡のまでまっすぐに立つと首が傾いている

以上のチェック項目のうち3つ以内の方は危険性が低い状態、もしくは予備軍です。
5つ以内の方はストレートネック症を発症している可能性が高いと言えます。
5つ以上の方はストレートネック以外に、他の首の合併症も発症している可能性が考えられます。

『ストレートネック』イメージ写真2。

『ストレートネック』の治療は当院へのご来院をおすすめ致します。

■ 『ストレートネック』の治療。

治療法としては、ストレートネックは病名ではないので、レントゲンでストレートネック(頚椎の生理的前彎の消失)を認めたら、原因となる頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症がないか,MRIを撮影することがあります。治療は原因となる疾患がなければ対症療法となります。
発症時はアイシングや安静等で急性期の処置を行ない、5日~1週間程経過し症状が落ち着いてから、頚肩甲部の筋緊張緩和などのリハビリを行います。
痛みが強いものにはカラー固定も有用ですが、頚肩周囲の筋力低下を招くのでカラーの使用は短期間のほうが望ましいでしょう。
ストレートネックは予防が大事なので普段の生活習慣、特に座り方や長時間の同一姿勢を避けるべきです。
骨盤から腰、背筋のストレッチや骨盤を起こしてしっかり座るための腹筋などの筋力訓練も重要です。
当院ではアキュスコープ・マイオパルスにより症状の早期改善を行ないながら、ストレッチや運動療法により予防するようにしていきます。

ストレートネックは発症してしまうと日常生活において支障が出やすいので自覚症状がある方は早目の受診をお勧めします。

ストレートネックの治療はしげむら整骨院で。

コラム一覧に戻る

ページトップへ戻る