コラム/野球肩その1/インピンジメント症候群について

芦屋市でインピンジメント症候群の治療ならしげむら整骨院。

● コラム【野球肩その1/インピンジメント症候群】について。

■ 野球肩その1『インピンジメント症候群』について。

今回のコラムは野球肩その1『~インピンジメント症候群~』についてです。
まずインピンジメントとは【衝突】という意味で、インピンジメント症候群とは腕を上げる動作の繰り返しにより腱板(主に棘上筋腱)や肩峰下滑液包が炎症を起こし、これによって変性・肥厚(組織に厚みがでる)した組織が烏口肩峰アーチと衝突し、肩の痛みや運動制限を引き起こす病態のことで、野球やテニス、バレーや水泳などの競技でよく見られます。


『インピンジメント症候群』の症状。

■ 『インピンジメント症候群』の症状。

症状としては腕を上げようとすると、肩の中で肉や何かが挟まれているような痛みを始め、じっとしているとチクチクするような痛み、何となく肩の関節がすっきりしない、ずれているような感じ、音がする、肩が腫れる、熱を持ったような感じ、シャツの袖を通す時に肩に出る鋭い痛み、背中をこすろうとする時に出る痛み、背中に手が回らない、横向きで寝ると痛くて眠れないなどがあります。

腕を上げ下げする際に肩関節の外転60度~120度の間で痛みが出るのも特徴です。

初期段階では適切な治療を受ければ治りますが、我慢して問題が数週間からそれ以上続くと痛みだけではなく少しずつ可動域が減少していきます。

『インピンジメント症候群』イメージ写真1。

『インピンジメント症候群』の原因。

■ 『インピンジメント症候群』の原因。

原因としてはスポーツ等による酷使や怪我が主なものですが、
骨の形成異常や骨棘形成、

神経機能障害、筋膜癒着、生活習慣等によるものもあるとされています。

『インピンジメント症候群』イメージ写真2。

『インピンジメント症候群』の治療。

■ 『インピンジメント症候群』の治療。

治療法は基本的には安静が第一になります。ストレッチをメインとした運動療法が効果的で、安静時の痛みが治まってきたら、動作にに負けない肩を作るために肩甲骨周囲の筋力訓練、腱板訓練(インナーマッスルエクセサイズ)を行います。

筋力訓練は最低2ヵ月行わないと効果がでてこないので根気よく行う必要があります。

それと並行してフォームの矯正(肩の開き、肘の位置)も行う必要があります。

当院では上記に加えてアキュスコープ・マイオパルスによる痛みの除去をしながら早期の改善を行ないます。

インピンジメント症候群は放置しておくと慢性化するだけではなく、日常生活にも支障をきたす部分が大きくなる症状でありますが、初期の段階であれば完治もしやすいのでお早目の受診をお勧めします。

インピンジメント症候群の治療はしげむら整骨院で。

コラム一覧に戻る

ページトップへ戻る