コラム/ばね指について

芦屋市でばね指の治療ならしげむら整骨院。

● コラム【ばね指】について。

■ 『ばね指』について。

まずばね指とは前回のコラムで紹介した腱鞘炎の一種で、おさらいしておくと、正式名称を狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)と言います。

指には腱というヒモがありますが、このヒモによって指の曲げ伸ばしをすることが出来ます。
これを屈筋腱と言いますが、この屈筋腱には、腱の浮き上がりを押さえる腱鞘と言われるトンネルがあります。
屈筋腱と腱鞘の間で炎症が起こると指の付け根に痛み、腫れ、熱感が起こるようになります。ここまでが前回紹介した腱鞘炎ですが、この腱鞘炎が進行すると、バネ現象が起こるようになり『ばね指』と呼ばれるものになります。


【ばね指】の原因と症状

■ 『ばね指』の原因と症状。

ばね指の原因は、指を使いすぎたり、腱鞘に負担がかかる重たいものを持ったりすることで起こります。
親指に起こることが多いですが、他の指に起こることもあり、比較的40~60歳代の女性に多いと言われています。

指を曲げた時に、伸ばそうと思っても引っかかる感じで伸びなかったり、無理に伸ばそうとすると痛みが生じるような症状をバネ指と言います。

また、指を曲げた際に、急にがくっと曲がってしまう症状もあり、この症状が悪化すると、関節を動かすことが出来ない状態にまでなることもあります。

ばね指の原因と症状

【ばね指】の対処法

■ 『ばね指』の対処法。

『ばね指』の対処法としては、腱鞘炎の時と同様に手を使わず包帯やテーピングで固定し安静にしているのが一番なのですが、そういう訳にはいかないので、腱鞘炎の症状があり手を使った後に火照った感覚がある場合、氷や冷シップなどで冷やすのがよいでしょう。

逆に暖めるのは、手作業などの後時間が経過した場合や作業前などに温めると効果があると思われます。
この場合は腱だけではなく腱と繋がってる前腕の筋肉も温めるとより効果的です。

ばね指の対処法。

【ばね指】の予防と治療。

■ 『ばね指』の予防と治療。

『ばね指』の予防法としては、これも腱鞘炎と同様に同じ部位に継続的な負荷をかけないようにするということが大切になります。

仕事で指を良く使用する人も途中で、必ず休憩をはさむように心がけたほうがよいでしょう。 クールダウンしてあげるようなストレッチなどを心がけ、腱鞘炎が慢性化しないように注意することが大切になります。

当院では前腕筋群や手関節への徒手療法に加え、アキュスコープ・マイオパルスを使用し、炎症をいち早く抑えながら早期の回復を行います。

ばね指も腱鞘炎と同様に症状が長期化しやすいのでお早目の受診をお勧めします。

ばね指の症状は、しげむら整骨院で早めの受診を。

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