コラム/捻挫について

芦屋市で捻挫の治療ならしげむら整骨院。

● コラム【捻挫】について。

■ 『捻挫』について。

今回のコラムですが、これから秋にむけて運動のシーズンとなるにあたり比較的よくある足首の捻挫について書きたいと思います。


【捻挫】の損傷の分類"

■『捻挫』の損傷の分類。

まず足首の捻挫で一番多いのが内返しの捻挫(足の裏が内側に捻る)で外側のくるぶしの下の靱帯(前距腓靱帯)の損傷を伴うものです。その損傷の分類として以下のよう分けられます。
□Ⅰ度(軽度損傷)足関節の外側靱帯に圧痛はあるが、歩行や運動の際の痛みはほぼ無いか軽度である。(靱帯の軽度損傷)
□Ⅱ度(中程度損傷)足関節に腫れが出て、歩行や運動に際して痛みを伴い困難であり、関節を動かすことは可能だがその際も痛みを伴う(靱帯の部分断裂)
□Ⅲ度(重度損傷) 足関節が著しく腫れ、歩行や運動はほぼ不可能で、関節を動かすことも痛みのため非常に困難であり、関節を他動的に動かした際に正常ではありえないほどの異常な可動性がみられる。(靱帯の完全断裂、それに伴う骨折や脱臼などの複合損傷、手術が必要な場合もあり。)

捻挫の損傷の分類

【捻挫】の応急処置

■ 足関節捻挫の応急処置。

足関節の捻挫に限らないのですが、応急処置としてRICE処置と呼ばれる方法があります。 このRICE処置の「RICE」とは、各処置のアルファベットの頭文字をとったもので、

Rest(レスト):安静
Ice(アイシング):冷却
Compression(コンプレッション):圧迫
Elevation(エレベーション):挙上
という意味があります。

具体的に書くと運動などを中止して、氷などで患部を冷やし、テーピングなどで圧迫固定して寝転がり足を台に置き心臓より高くするといった感じです。

捻挫の応急処置

【捻挫】の予後

■ 足関節捻挫の予後。

初期の処置がしっかり出来ていれば予後は良好で、一般的に軽いもの(Ⅰ度)なら1~2週間で運動も再開出来ます。 腫れや皮下出血のひどいもの(Ⅱ度)なら3週間程の固定とその後3週間のリハビリが必要と言われてます。 (Ⅲ度の場合は骨折などの合併により治療期間は異なります。)

当院のアキュスコープ・マイオパルス酸素カプセルを使用することにより、治療期間を半分から2/3にすることが可能です。

最後によくあるのが“たかが捻挫”と思って放置していると痛みがなかなか引かず長期化することが多いので、捻挫したのなら早めの受診をお勧めします。

捻挫の早期治療はしげむら整骨院へ

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