芦屋市で腰椎すべり症の治療ならしげむら整骨院。
■ 『腰椎すべり症』について。
今回のコラムは『腰椎すべり症』についてです。
まず腰椎すべり症とは生活習慣あるいは加齢などによって、腰椎を支えている椎間板や靭帯、筋肉等が柔軟性を失っていき、その結果、下支えのなくなった腰椎が、主に前方へ滑っていく症状で、
中高年の方に多くみられますが、激しい痛みがないために（急性期以外では）、治療をしないでそのままにしておくことが多く、それが慢性化していく原因とも言われています。
■ 『腰椎すべり症』の原因。
腰椎すべり症の原因としては・・・
・前述したように老化などにより腰椎を支えている筋肉や靱帯や椎間板等の退化。
・スポーツなどで腰を酷使し、腰椎と腰椎を連結している部分が折れたり（疲労骨折）切れたりすることにより起こる場合。
・立ち仕事が多い方や先天的に腰椎がずれやすい方。
などが原因となります。
■ 『腰椎すべり症』の症状。
腰椎すべり症の症状として
急性期では・・・
・腰の激しい痛み。
・腰下が抜けたような感覚。
・腰が据わらない。等ぎっくり腰に近い症状がみられます。
慢性期では・・・
・長時間イスや畳に座った後、いざ立ち上がろうとした際に、腰にしびれを感じる 。
・何をしたからではなく、日常的に腰が重い、朝起きるのがつらい 。
・背中を反ったり、伸ばしたりすると、びりびりと痺れるような痛みがする。
・太ももやお尻、場合によっては足先などにしびれを感じることがある。等が挙げられます。
腰椎すべり症は腰椎が前方にすべりだして脊髄中枢神経を圧迫するので、症状としてはこれまでにコラムに書きました坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などと同一のものが現れることがあります。
■ 『腰椎すべり症』の治療。
治療方法としては急性期には当然安静が第一となります。
症状が落ち着いてきた時や慢性期においては、腰回りの筋肉の強化やストレッチ等による柔軟性の向上、コルセットによる症状の予防等が挙げられます。
当院ではアキュスコープ・マイオパルスによる疼痛の除去を行いながら、バランス療法や手技療法により症状の改善予防を行います。
前述したように腰椎すべり症は激しい痛みがないためにそのままにして慢性化していくことが多いので、少しでも痛みや違和感があるときはお気軽にご相談ください。
