今回のコラムは『寝違え』についてです。
まず寝違えとは、首の「頚部」や「背中」などに何らかの衝撃が「持続的」に加わり、
筋肉が炎症を起こしている状態のことです。
■ 『寝違え』の主な原因。
寝違えの原因としては・・・
寝ている時の「不自然な姿勢」が炎症を引き起こすことで痛みを発生させます。普通であれば、不自然な姿勢は「寝がえり」などで自然な姿勢に戻るのですが、何らかの理由で「戻らない時」に、頚部などにダメージが蓄積されてしまいます。
具体的に書くと合わない枕で寝ることや、泥酔状態で熟睡してしまい寝がえりを
うたずにで寝てしまうなどです。あと冷え性の人も寝違えをしやすいと言われてます。
■ 『寝違え』の対処法。
寝違えてしまった時の対処法は・・・
●まずは炎症を起こしているのでアイシングを行います。
●痛い箇所ををむやみやたらに触らない。
●出来るだけ首を動かさない。
という感じです。
間違った対処法として温めたり、間違ったマッサージや痛みを伴うストレッチを してしまうことがよくあります。これらは一時的には楽になる感じはありますが、 結果的には症状を悪化させてしまう可能性が高いので控えてください。
■ 『寝違え』の予防法。
寝違えの予防法としては・・・
●うつ伏せやソファーなどの寝がえりのうちにくい状態で寝ない。
●首に薄手のブランケットを巻くなどして冷えないようにする。
●自分に合った“寝心地のいい枕”を使う。
●起きているときから姿勢を整える。
などがあります。
寝違えはなってしまうと日常生活で不便を強いられることになるので、普段から姿勢のバランスをとるためのメンテナンスとしての受診や、もし寝違えてしまった場合は当院の手技療法やアキュスコープ・マイオパルスでの いち早い受診をお勧めします。
