兵庫県芦屋市の整骨院・接骨院、しげむら整骨院です。

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今回のコラムは『むちうち』についてです。

■ 『むちうち』について。

今回のコラムは年末年始で増える交通事故での負傷で最も多い『むちうち』についてです。

まずむちうちとは、正式には「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」などと呼ばれます。むちうちになる最も多い原因は自動車の追突事故ですが、最近ではスノーボードでの受傷も増えてきています。特徴は、軽い事故であれば受傷直後の検査では異常が認められなかったり、 自覚症状も無かったのに、2〜3日後から症状が現れ、だんだんに強くなることです。症状としては首の痛み、頭痛、肩こり、めまい、手の震え、手足のしびれ、感覚異常、だるさ、倦怠感、吐き気、 および集中力の低下、ふらつき感、膀胱障害なども出ます。

■ 『むちうち』の様々な症状。

むちうち症の多くは次のような傷病名に診断され,様々な症状がでてきます。

●頸椎捻挫型
頚椎の周りの筋肉や靭帯、軟部組織の損傷で最も多くみられ、むちうち症全体の70〜80%を占めているとされています。 首の後ろや肩の痛みは、首を伸ばすと強くなります。また、首や肩の動きが制限されることもあります。

●根症状型
頚椎のならびに歪みが出来ると、神経が圧迫されて症状がでます。 首の痛みのほか、腕の痛みやしびれ、だるさ、後頭部の痛み、顔面痛などが現れます。 これらの症状は、咳やくしゃみをしたり、首を横に曲げたり、回したり、首や肩を一定方向に引っ張ったりしたときに強まります。

●バレ・リユウ型
後部交感神経症候群ともいいます。頚椎に沿って走っている椎骨動脈の血流が低下し、 頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状が現れると考えられています。

●脊髄症状型
頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて、下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れるようになります。また、膀胱直腸障害が生じて、尿や便が出にくくなるケースもあります。
●脳脊髄液減少症
一時的に髄液圧が急上昇しその圧が下方に伝わって腰椎の神経根にもっとも強い圧がかかりクモ膜が裂けると考えられます。脳脊髄液減少症の症状はきわめて多彩で、いわゆる不定愁訴がそれに相当します。初期には頭痛が特徴的です。 また、これらの症状にはある特徴がみられ、天候に左右されることです。ことに気圧の変化に応じて症状が変化します。

■ 『むちうち』の治療。

むちうち症の治療としては、最初の1〜2週間は安静にしアイシング等で炎症を抑えるのがよいでしょう。
症状がきつい場合はカラー(コルセット)などでの固定も必要です。
痛みや運動制限などの症状が治まってきたら、首や肩を大きくゆっくりと動かす運動やストレッチングを行います。 運動の開始時期は、できるだけ早いほうがよういでしょう。
いつまでも安静や固定を続けると、かえって関節や筋肉が硬くなったり、筋力が低下して、肩こりや首の鈍痛、頭痛を引き起こすことがあります。
逆に運動を始めると、血液の循環が促されて回復が早くなります。痛みが軽くなったら、通常の生活に戻すことも大切です。

また当院のアキュスコープ・マイオパルスによって症状を緩和し回復を早めることも可能です。 むちうちは放っておくと、その後の生活に支障をきたすことが多いので早めの受診をお勧めします。

また交通事故で受傷した場合は自賠責保険の対象となるので一度ご相談ください。


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