兵庫県芦屋市の整骨院・接骨院、しげむら整骨院です。

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今回のコラムは『五十肩』についてです。

■ 『五十肩』について。

まず五十肩とは肩関節の周囲の炎症が原因で起こる疾患ですが、骨折や脱臼をした覚えもないし、リウマチのような病気もない。
すなわち外傷や特別な病気がないのに発症します。

病名の由来は文字通り50代によくなる疾患なのでそう呼ばれます。(40歳でなろうが60歳でなろうが五十肩です。)

■ 『五十肩』の症状と病期。

症状としては、肩から腕にかけての痛みがあり、腕の動きが痛みにより制限されるのが特徴です。
(痛みをこらえれば腕がひと通り動かせるという場合は、五十肩とはいいません。痛みだけだと紛らわしい病気は多々ありますから、運動制限があるかないかが五十肩を見分ける大事なポイントです。)

あと自然に治ることもあるという不思議な特徴があります。
期間はおおむね半年から1年、個人差はあるものの自然に治っていきます。
ただし、「ほうっておけば治る」と軽く考えられては困ります。
確かに自然に痛みはとれますが、肩の動きは元通りにはなりません。
長い間放置しておくと、治ったあとで運動障害が残るので、適切な治療が必要です。

一般的に五十肩には
@急性期
A慢性期
B回復期
の3つの病期があります。

急性期(別名は炎症期)とは、関節に起きている炎症が強くて、非常に痛みが強い時期をいいます。
通常、痛み始めてから、短い人で約1ヶ月(3〜4週間)、長い人で約2ヶ月ぐらいです。
この時期は、安静第一。無理に肩や手を動かさないようにして、重いものを持つなど 痛みを誘発する運動や作業を中止します。

急性期から1〜2ヶ月ほどすると、慢性期に移行します。肩の痛みも一段落し、急性期の「刺すような痛み」は鈍い痛みに変わり、夜も眠れるようになるでしょう。
しかし、まだ腕を動かすと痛いし、運動制限もあるという状態です。

回復期は痛みや不快感がだんだんと少なくなり、手が動かしやすくなります。 おおよその目安として3〜6ヶ月ぐらいです。

■ 『五十肩』の治療。

五十肩の治療としてはほとんどの場合、炎症と痛みを抑えることから始まり、次に、肩関節を動かす体操を続けるという2つの柱で行われます。
当院ではアキュスコープ・マイオパルスで炎症と痛みを抑えながら、運動療法を行い早期での回復を目指しております。

五十肩の予防法は残念ながら、確実な方法は見つかっていません。

一般的に考えると肉体を酷使している職業の人に多く発症しそうですが、現実はその逆で、教職者や事務職など肉体労働をしない人に多い傾向があります。これは欧米でも同じです。
ですから、肩関節はコンスタントに適度に使っていると、長く正常に機能するのではないかと考えられます。

科学的なデータの裏付けはないのですが、関節を最大限に動かす体操(関節の稼動域訓練)を 毎日行った方が予防につながるという説が有力だそうです。(ラジオ体操など)

前述したように五十肩はほうっておけば治る疾患ですが、運動障害や最悪の場合は筋繊維が 石灰化してしまい、可動域の制限が顕著に出てしまうので、早めの受診をお勧めします。


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