今回のコラムの内容は前回の足首の捻挫と同様、運動時によく起こる足のつり、こむら返りについてです。
足がつる、こむら返りは、足の筋肉の痙攣(けいれん)で、
ふくらはぎ(こむら)に起こることが多いので「こむら返り」といいます。
原因としては筋肉の疲労 (激しい運動後など)、準備運動の不足、普段使っていない筋肉に急に力を入れる、運動不足、水分不足、クーラーによる冷え
、マグネシウム・ビタミンEの不足、肝機能の低下、妊娠などが挙げられます。
足がつった時の対処法としてはストレッチ(アキレス腱をゆっくり伸ばす動作など)をすると有効です。
また、発作後の痛み、筋肉の硬い感じに対しては、軽く温めて、マッサージするのがベターです。
就寝中の足の痙攣の予防法としては、足が冷えると良くないので、就寝前に風呂に入り、
ストレッチや軽くマッサージをして血液やリンパの流れをよくすると効果的です。
足のつりが夜間に発生する原因には、布団の重みで膝が伸び、足が下向きになって、その状態で、ふくらはぎの筋肉が緊張して、こむら返りが起こる場合が考えられます。
その場合は、膝の下に、枕やロール状に巻いたバスタオルを入れることで、少し膝を曲げて眠るようにすれば、こむら返りを予防できます。
足がつるのを防止する栄養素として役立つミネラルで、不足しがちなのはマグネシウムとビタミンEです。
マグネシウムが多く含まれる食材としては、かぼちゃ、アーモンド、ひじき、しらすなど、
ビタミンEが多く含まれるのは、アーモンド、ナッツ、ヒマワリ油などの植物油が挙げられます。
スポーツなどの際の水分補給はこまめにするのと水よりはミネラルの多いスポーツドリンクのほうが効果的です。
足がつる、こむら返りが起きた時に応急処置をしないと、場合によって肉離れ(筋挫傷)を起こす場合もあります。
足のつりにはアキュスコープ・マイオパルスが効果的なのでお悩みの方は一度お試しください。