兵庫県芦屋市の整骨院・接骨院、しげむら整骨院です。

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■ 野球肩その2『リトルリーグショルダー』について。

今回のしげむら整骨院コラムは、前回の野球肩その1『インピンジメント症候群』に続き、 野球肩その2『〜リトルリーグショルダー〜』についてです。



■ 『リトルリーグショルダー』の症状。

まずリトルリーグショルダーとは名前の通りリトルリーグ(10歳前後)の野球選手によく見られる症状で、肩が痛んだり関節の動きに違和感が出できます。代表的なものでは「上腕骨近位骨端線離開」があります。

これは成長に伴っての伸び代となるよう柔らかくなっている腕の骨(上腕骨)の肩に近い部分にある成長軟骨(近位骨端線)が繰り返す投球による外力に負け、損傷されてしまうというものです。

放置しすぎると、後々に腕が短くなったり肩の動きが悪くなる、といった成長障害にもつながることもあるので注意が必要です。

■ 『リトルリーグショルダー』の原因。

リトルリーグショルダーの原因は、主に骨格が出来上がっていない幼少期の子供が無理をして運動すると発症する場合が多くあります。

骨格を形成する中で、軟骨部位から骨格として発達するものが、過度な運動により軟骨組織が削れ、破壊されてしまい骨格異常に発展する場合が多いです。

この多くは野球をやっている子供に発症する事が多く、年齢的な疾患でもあります。

■ 『リトルリーグショルダー』の治療。

リトルリーグショルダーの治療法としては、まず投球をやめ安静にしていくことが第一になっていきます。

この安静にしている間に圧痛や運動痛などが減少してきたら、肩周辺のストレッチなどを行ない可動域を広げていきます。
関節の可動域が痛みなく広がってきたら徐々にボールをつかった練習などをしていくようにして肩周辺に筋肉をつけていきます。
ここでの筋肉とは過度の筋トレではなく、投球動作に必要な肩関節周りの筋肉を徐々につけていくという意味で、あくまでも自論ですが、幼少年期の筋トレはあまり必要でなく成長に伴いその都度必要な部分をナチュラルに鍛えられるのがベストなので、子供の成長に合わせて筋肉をつけていくという感じになります。

当院ではアキュスコープ・マイオパルスにより疼痛や炎症を抑えながらストレッチや運動療法などにより早期の改善を行ないます。
それに並行して投球動作の修正をしないと再発してしまうので、治療家の観点から問題を見つけ出し改善していきます。
リトルリーグショルダーはきちんと治療すれば症状は改善するので放置せずに早めの受診をお勧めします。


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