コラム/エコノミークラス症候群について

芦屋市でのエコノミークラス症候群予防のサポートならしげむら整骨院。

● コラム【エコノミークラス症候群】について。

■ 『エコノミークラス症候群』について。

今回のコラムは夏休みになり長距離の移動も増えるこの時期によく見られる『エコノミークラス症候群』についてです。

まずエコノミークラス症候群とは航空機の狭い座席などに長時間同じ体勢で座り続けることで、足の静脈流がうっ血し血栓が生じ、目的地に着陸後に席を立つとその血栓が血流に乗って移動し、肺の血管などに詰まって呼吸困難や時には心肺停止をもたらす症状で、エコノミークラスの乗客に多く見られるためこのような傷病名になっていますが、もちろんビジネスクラスの移動でも発症し、長距離の移動だけでなく、オフィスでのデスクワークや長時間の会議、劇場・映画館などでも起こると考えられ、特に空調設備の整ったオフィス環境はきわめて航空機内に類似した環境なので起こる危険性も同じようにあります。


『エコノミークラス症候群』の原因と症状。

■ 『エコノミークラス症候群』の原因。

エコノミークラス症候群の原因としては、軽く前述したように航空機内などの乾燥した空間や低い気圧によって体内の水分が蒸散しやすくなり、血液の粘度が上昇してしまうことにあります。水分摂取の不足やアルコール摂取なども脱水傾向を招き、血液粘度上昇のリスクを高めます。

このような状態で長時間座位により下肢が圧迫され続けると、うっ血を起こし、血栓が生じてしまいます。
これを「深部静脈血栓症」と言います。また気圧が低い場合は、よりうっ血しやすくなります。
生じた血栓は立ち上がった際などに血液の流れにのって移動し、肺の細い血管で詰まることで呼吸困難や動悸をひきおこします。
これが「肺塞栓症」です。このようにして発症するのが一般的と言われています。

エコノミークラス症候群になりやすい人の特徴として肥満、糖尿病、下肢静脈瘤などを有している人、40歳以上の女性、背が低い人、タバコを吸う人などが挙げられます。

『エコノミークラス症候群』イメージ写真1。

『エコノミークラス症候群』自覚症状のチェック。

■ 『エコノミークラス症候群』の予防法。

エコノミークラス症候群の予防法としては、適切な運動や下肢の循環を良好にするマッサージが有効で、長時間座位による血液の循環状態悪化、特に下肢の循環悪化を回避することが可能で血栓の予防にもなります。

これに加えて適切な水分補給は血液粘度の上昇を惹起する脱水を防ぐために必須項目となりますが、ビールなど利尿作用のある飲料ではむしろ脱水が助長されるので控えたほうがよいでしょう。

『エコノミークラス症候群』イメージ写真2。

『エコノミークラス症候群』を未然に予防する為の健康管理サポートは当院まで。

■ 『エコノミークラス症候群』を未然に予防する為に。

エコノミークラス症候群は注意していれば起こるリスクも減らせる症状なので、旅行中はもちろんのこと日常生活においても適度な運動や健康管理に注意して未然に予防していくことがお勧めです。

当院ではその健康管理についてサポートさせていただきますので、気になる方は一度ご相談ください。

エコノミークラス症候群の治療はしげむら整骨院で。

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