コラム/変形性膝関節症について

芦屋市で変形性膝関節症の治療ならしげむら整骨院。

● コラム【変形性膝関節症】について。

■ 『変形性膝関節症』について。

今回のコラムは『変形性膝関節症』についてです。 変形性膝関節症とは、膝関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となり、膝の関節に炎症が起きたり、関節が変形したり(主に内側)して痛みが生じる病気です。
中高年の方に多い病気で女性に多く、50歳以降になるにつれて割合が増えていきます。


変形性膝関節症の自覚症状と初期症状。

■ 『変形性膝関節症』の自覚症状と初期症状。

同じ変形性膝関節症でも、症状の現れ方や進み方は人によってそれぞれ異なり、膝関節の変形が相当進んでいるのに症状がほとんどない人、逆にひどく痛むのに変形がほとんど見られない人など様々です。

変形性膝関節症の症状がどのくらい進んでいるかを知る手がかりとして、自覚症状があげられます。

初期の症状としては、朝起きた時に違和感を感じる状態になることです。朝起きて歩き始めた時の「膝の違和感」が最も早く現れる症状です。この段階では、膝に力がかかる動作で痛みがでることもありますが、この痛みは長続きせず、しばらく休むと痛みがなくなる場合がほとんどです。

なお、症状の進行は、人によって様々で、朝の違和感だけがずっと続いて、本格的な変形性膝関節症にならない人もいます。

変形性膝関節症の症状

変形性膝関節症の中期症状と末期症状

■ 『変形性膝関節症』の中期症状と末期症状。

中期の症状としては、痛みや違和感がなかなか治まらない状態になることです。
初期症状を放置しておくと、徐々に進行して症状が悪くなっていきます。
最初に痛みがはっきりと自覚できるようになり、膝が完全に曲がりきらない、伸びきらない状態が進み、正座やしゃがみこむ等の動作が苦痛になってきます。
階段の上り下りもつらく、特に下りがつらくなります。また、炎症が起きてくるために、膝の周辺が腫れたり、熱感をともなったり、むくんだりしてきます。さらに、膝に水がたまって膝が張っているような重くだるい感じもでてきます。この段階では、膝の変形がひどくなり、膝に力のかかる動きをするとコリコリやガリガリといった軋轢(あつれき)音が出るような感じを受けるようになります。

末期の症状としては日常生活に支障が起こるほどの痛みになります。
そのため、仕事や買い物になどの日常生活が思うようにできなくなります。
痛みにより活動範囲が狭まり、外界からの刺激が少ない生活になるとストレスがたまるとうつ状態に陥りやすくなります。また、高齢者の中には、こうした生活が続くと、痴呆の症状が現れてくる人もいます。
この段階では、骨の変形が相当進んできますので、外見的にも関節の変形が目立つようになります。

変形性膝関節症の中期症状・末期症状

変形性膝関節症の原因と当院での治療。

■ 『変形性膝関節症』の原因と当院での治療。

変形性膝関節症の原因としては・・・
加齢や筋肉の衰え、肥満、膝への負担の多いスポーツの習慣、O脚や偏平足、足に合わない靴やハイヒール、怪我による軟骨組織や半月板や靱帯の損傷、慢性関節リウマチなどがあげられます。

変形性膝関節症の治療法としては、一度すり減ってしまった関節軟骨は、もとの完全な形に修復されることはありません。
したがって、変形性膝関節症の治療は、痛みをとり、膝が完全に曲がりきらない状態や伸びきらない状態を改善して、膝の機能を高めることを目指して行われます。
それと並行して日常生活の改善(肥満や運動不足の解消、足に合う靴選びなど)を行うようにします。

当院では上記に加えアキュスコープ・マイオパルスにより痛みや炎症を抑えながら、運動療法により関節の動きをスムーズにしていきます。
変形性膝関節症は発病初期は痛みがすぐに治まったり、痛みがあっても年のせいだとあきらめたりしてそのままにしておく人が多いのが現状です。一度なると若いころのような膝に戻すことはできませんが、適切な処置を受ければ症状の進行を遅らせることにより、普通に日常生活を送ることが可能なので、お困りの方は一度ご相談ください。

変形性膝関節症は、しげむら整骨院へ早めの受診を。

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